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11月に作つた主な料理たち
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    11月に作つた料理のなかで、我ながらなかなかよかつたと思ふものを並べてみます。


    ↑スパイシーポテトサラダです。カレー味にしました。


    ↑スパイシージャーマンポテトです。カレー味にしてみました。カレー味のポテトサラダと同じ日に作り、食べました。ジャガイモもカレーも被つてます。なぜそんなことをしたのか、自分でも不思議でした。


    ↑鶏胸肉チャーシューと味付け煮玉子です。ラーメンに入れても、そのまま食べても美味しいです。我が家の定番とします。


    ↑結果、ある日のお弁当はこんな感じになりました。ひとつ冷凍食品がプラスされてますが。午前中はずつとお昼を楽
    しみに過ごしたものです(今ではいゝ思ひ出です)。

    お弁当といへば、こちらは別の日のものです。おかずの真ん中にあるカボチャサラダが私の作つたものです。玉葱を入れ過ぎて、大人に過ぎる味になつてしまひました。トコ1をがつかりさせてしまひ、私にとつても先日の花山椒入れ過ぎ麻婆豆腐に続き、心の傷となつてしまひました。もうこんな失敗二度としません。↓




    ↑麻婆茄子です。ニンジン、ピーマンも入れてヘルシーに仕上げたました。花山椒はほどよく入れて、ほどよく大人の味です。


    ↑アボカドとエビの冷製パスタです。冷静に考へて作りました。アボカドは見えませんが、実はクリームのごとく麺に纏はりついてゐます。アボカドはいつでもいゝ仕事をしてくれます。塩味が足りなかつたので、これに生ハムをのせて食べましたとさ。

    JUGEMテーマ:男の料理


    | トコ2 | 22:12 | - | trackbacks(0) |
    銀座とアップルとツリー
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      一人で過ごす休日です。銀座まで足を伸ばしました。途中まで定期券圏内なので、片道160円です。空の青さが眼に沁みます。



      アップルストアを覗きました。低所得者の自分には一生縁の無いであらう、新しいiPad miniやiPadやiPhoneの画面を、大勢の人たちがこすつてました。もはや液晶を指でこする行為は、いつぱしの社会人であることの証かも知れません。指でこすれなくてごめんなさい。場違ひのやうで居心地が悪かつたので、早々に退散しました。思へば、OS8以前の漢字Talk7.5以来のマックユーザーなんですけどね。mac OSがかつて漢字トークといふ名称だつたことや、「おにぎり」といふ愛称が考案されたことなんて、今や忘れ去られてゐることでせうよ。



      こんな季節でした。ツリーがあるところ、シャッターが切られます。私が今まで見て来たクリスマスツリーで、一番感銘を受けたのは三越本店の五穀豊穣ツリーでしたが、昨年は取りやめとのことでした。今年は果たしてどうなんでせう。


      JUGEMテーマ:銀座 −GINZA−


      | トコ2 | 22:04 | - | trackbacks(0) |
      紅葉しなくてごめんネ。
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        そろそろ紅葉も見頃だらうとカメラを持つて外出したのですが、まだまだでした。それどころか、紅葉するより前に散つていつてる印象です。毎年感じるのですが、紅葉せずに枯れる木が増えてませんか?


        ↑御茶ノ水です。


        ↑猿江恩賜公園です。こちらのはうが若干紅葉してるやうです。でもだいぶ枯れてます。


        ↑スカイツリーの頭が見えます。


        ↑クローバー橋の近くです。まさに枯れ散つてます。

        JUGEMテーマ:紅葉


        | トコ2 | 21:03 | - | trackbacks(0) |
        荻窪音楽祭に行きました
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          トコ1と荻窪音楽祭に行きました。

          少し早めに着いたので、ルミネを散策しました。中に入つてゐるお店はどこも洗練されてをり、セレブな印象が漂つてゐます。アリオ北砂と比べてですけど。

          屋上には寛げるスペースがあり、子連れの家族が数組戯れてゐました。何ひとつ欠けることのない人生を歩んでゐる雰囲気が充ち満ちてゐて、張り裂けさうなくらゐです。



          お昼はパンでも買つてどこかで食べようかと企んでゐたのですが、肥満防止と節約を兼ねて抜きました。最近さういふパターンが多いです。

          駅前の広場へ移動すると、屋外演奏が始まつてゐました。YANA Show-ji東京といふ弦楽アンサンブルです。何だかもの凄く満たされた雰囲気が充ち満ちてゐて、さつきルミネで見かけた家族連れに似たものを感じます。それもそのはづでした。メンバーが着てゐるお揃ひのシャツは、さつきルミネで見かけた子供が着てゐたシャツなのです。メンバーだけでなく、その家族の分も用意するなんて、豊かな感じがします。

          演奏は親しみやすい選曲で、好感がもてました。アンサンブルも揃つてるし、全員暗譜によるスタンドプレーが潔く爽やかです。時には歩いたり、踊つたり、回転しながら演奏するほどの旺盛なサービス精神でした。

          そして何にも増してよかつたのは、凄く音が小さいことです。屋外で弦楽器でマイク無しなので当然です。なんだかとても盛り上がつてゐる感じがするのに、下手に歓声を上げようものなら、肝心の音が掻き消されてしまひます。その不思議な違和感は幻想的でさへあります。

          群衆が声を殺しつつ、小さくて壊れやすいを守つてゐる‥でも守る対象は、これまた結構な大人数‥喩へるなら、繊細な大型草食動物を見てゐる印象に近いのかも知れません。私は見たことありませんが、マナティを見るとかういふ気持ちになるのではないでせうか。ブナビィだとこんな気持ちにはさせてくれないはづです。

          次に出演した団体は、カスタネット演奏でした。フラメンコのサークルらしく、衣装もばつちり決めてゐるので、踊つてくれるに違ひないと思つたのですが、いつまで待つても踊りません。時折ふと踊りさうになるのですが、いけないいけないとばかりに、踊りを制してしまひます。あくまでも指先に持つたカスタネットだけが主役だと言はんばかりです。

          とても特殊な空気が流れてゐました。観客の誰もが踊りを期待してるのが伝はつてきます。出演してる側にもそれは伝はつてゐるはづです。何より当の本人たちが踊りたくて仕方なささうなのです。観客はつひにしびれを切らして、会場を去つていきます。出演者たちに、去りいく者を引き留める手立てはありません。といつてカスタネットを途絶えさせることもできないのです。

          恐らく、主催者側の意図なのでせう。あくまで音楽祭だからといふので、踊りを禁じられてゐたのだと思ひます。それでも彼女たちはどうしても出演したかつたのでせう。私はその心意気を買ひたいです。

          次に向かつた先は新星堂ホールでした。qui-zheといふユニットで、エレキギターとピアノといふシンプルな構成でした。曲目はメシアン作曲の「世の終わりのための四重奏曲」より『イエスの永遠性への頌歌』です。

          ここも特殊な空気が支配してゐました。天井には夥しい数の電球が備へ付けられてをり、壁一面は赤と白の格子柄です。随所で金属が鋭い光を反射してをり、まるで全面鏡張りの部屋に閉じ込められたやうな気分がします。客席は全てパイプ椅子ですが、むしろそれがしつくり来ます。

          こんな現代的な空間でクラシック、しかもエレキギターとピアノといふ不思議な組合せです。しかし何より不思議なのは、演奏が一向に始まらないことでした。ただ延々と曲の解説が続きます。それもキリスト教や死をテーマにした極めて晦渋なものです。屋外ステージとは異なり、閉鎖的な空間なので席を立つこともできず、観客は演奏が始まるのを祈るばかりです。

          しかしそれにしても、始まりさうな気配すら漂ひません。そのうち「そもそも自分たちは、これから始まるはづの演奏を、どれほど聞きたいのだらうか」といふ基本的な問ひがこみ上げてきます。「いやもしかして解説は終はらないのではないか。あるいは既に演奏は始まつてゐるのかも知れない。ギターとピアノは舞台美術に過ぎず、いま彼の口から語られてゐるのは実は言葉ではなく、音楽そのものではないか‥」

          果たせるかな、解説は途絶へました。そして演奏です。正直言つて期待以上のものでした。メシアンの旋律に、エレキギターがこんなにも相性がよいとは新しい発見でした。また、会場の雰囲気とも見事に共鳴してゐます。彼らが推し量つて会場をチョイスしたとすれば、相当なセンスです。演奏技術も非常に高いと思はれます。

          次にCOLORFUL EIGHT といふクラリネットアンサンブルを聞きましたが、トコ1が触れてるので割愛します。

          またその後、新星堂地下ホールを出て、ほど近い杉並公会堂に入りましたが、それも同じく割愛します。聞いたのは以下の2曲でした。
          シューベルト 4 手連弾の為のグランドソナタ 変ロ長調
          モーツァルト「ケーゲルシュタット・トリオ」より

          JUGEMテーマ:荻窪ゴト


          | コンサート感想 | 23:55 | - | trackbacks(0) |
          クラリネット再発見。
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            時間があればふらっと行きたい荻窪音楽祭。ジャンルが「クラシック」しばりということでたまにはと西方面に下りました。行くならと、国分寺と武蔵小金井に住んでいる友人に連絡をとっておきました。

            西口広場につくと弦楽器のアンサンブル。そろいのTシャツで元気いっぱいなアイネクライネナハトムジーク。掛け声とともにジャンプもありで夏フェスさながらです。とそこへM嬢登場。相変わらず可愛くて人目をひきます。合流して新星堂ホールへ。出演者が出てきましたが曲の説明が長すぎて、みんなだれだれです。たぶん、1グループの持ち時間が30分なんでしょうね。15分しゃべって15分演奏。おつかれさまです。ただメシアンとエレキギターって合うんだと初体験です。

            その後はクラリネット8重奏。と思ったらひとりお休みで7重奏。出てきた女性たちはクラリネット吹きらしい素朴な印象。けっこう年上の人もいて好感が持てます。と思うとトップは男性です。妙にこなれた司会がかえってトコ2をいらつかせてしまったようです。がアンサンブル自体はとてもまとまっていて区民オケのロビーコンサートのイメージのままです。クラリネット同士が重なると大きいパイプオルガンみたいでゆったりしていてお好みです。しかもトップの男性のソロもなかなか。クラリネットのよさは表も裏も。ソロもアンサンブルも。と再確認して、なんとも高揚しちゃいました。
             
            そのあとはピカピカの杉並公会堂へ。綺麗でおしゃれでお気に入りのホールです。とはいえ小ホールは初めて入ります。箱の大きさ、座席の配置。いいですね。コンパクトなのにゆとりがある感じ。そして演奏中なのはピアノの連弾。プログラムの紹介では「30年ぶりにスーパーでばったり再会したので音楽活動を再開」なんとも素敵です。どうやら公会堂出演者はそれなりにプロの方が出演するステージのようです。


            そして次はクラリネットの登場!とプログラムを見ると「ケーゲルトリオ1、2楽章」とあるではないですか!来月本番でやる曲をプロの演奏で聴けるなんて超ラッキー!と同時にトコ2の基準がこの演奏になってしまう!と小さな心のすみで思ったものです・・・。

            始まると絹のようなさらっとしていて、かつビロードのようなぬめっとした音色。フェルマータのためが熟年感が漂います。さっきのクラリネット7重奏はやっぱり区民オケなんだなと再確認。別にそんなこと考えていなかったけど、今目の前のこの音色聴いちゃうとダメですね。あたし、なんか演奏が力みすぎだわ。あと音が野太い。低音は響かせますよ、と変な気合いが入ってしまうようです。勉強になりました。2楽章はヴィオラ難しそうだな。とはいえ主導権はクラリネットにあるのがはっきりわかります。でもこの曲、要はヴィオラのようですね。

            18時からの第2部も聴きたかったのですが、武蔵小金井の友人夫妻と待ち合わせが迫っていたので、お茶をして待つことにしました。

            和cafe こころね

            荻窪は若い人やファミリーが多いと思います。驚いたことに、焼き鳥屋にも居酒屋にもファミリーが普通にいて夕食食べてます。それが嫌な感じではなく自然なのが不思議です。4人で中華をたらふく食べて、結局3時間半もしゃべりっぱなしでした。同世代で政治の話が出きるひとって貴重です。例え思想が違っても会社では皆無ですからね。おかげでのどががらがらです。 

            香酒縁
             
            JUGEMテーマ:荻窪ゴト
            | コンサート感想 | 23:22 | - | trackbacks(0) |
            外苑前上陸
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              というわけで今日は外苑前のレストランでランチです。なかなか使えるオズモールマガジン。こちらでちょっとリッチなコースをいただきました。なんでも「恋に効くコース」だそうです。友人からは「イタリアン」が希望だったので候補は3つ。

              1.イタリアに本店
              2.3つ星獲得
              3.デザートはワゴンでケーキサービス

              ケーキワゴンで喜ぶほど若くないので1に決定。
              「サバティーニ青山」です。
              入り口にはクリスマスツリーとパパロッティ来店の写真が。古く歴史がありそうな店内です。スプマンテで乾杯して、スモークした生ハムの前菜で大満足です。生ハムといえば、この間コストコで買ったネグロニのパルマ産生ハム プロシュート250g@998円が家にありパクパク食べていたのでなんだかぎょうぎょうしいわ。


              昨夜に引き続き、各国の政治の話や、高校の友人たちの近況、7年前と17年前の一緒に行った旅行の話、3年後に行く旅先の決定など話はつきませんでした。

              食後は表参道でショッピング。高すぎるコートにおののいたり、流行りのパンケーキの長蛇の列を笑ったり。


              サンディエゴへの日本土産を買いにスーベニアショップへ入ると外国人がいっぱい。とくに人気なのは浴衣やさむえみたいです。衣類は特にmade in chinaです。

              そのあとは紀伊国屋ストアへ。相変わらず美味しそうなデリが並んでいます!鴨のテリーヌ食べたい!と見ていると先出のコストコで買ったネグロニのパルマ産生ハムの4分の1の量で値段が同じ!ついこーゆうの見つけてはホクホクしてます。庶民なわたし。

              じゃそろそろと表参道駅で別れようと思ったら友人の目にはいっぱいの涙が!年取ると涙もろくなるのよね。スカイプもメールもあるからすぐに会えるよ!まあ来年あたりLAに飛びますかね。

              | トコ1 | 23:37 | - | trackbacks(0) |
              赤坂の夜
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                アメリカから帰国した友人と会いました。Googleカレンダーによると去年7月に会ったぶり。今年の4月に結婚したばかりなので、新婚風をふかせてくれるかと思ったら「一回くらい離婚経験があってもいいかと思う」なんて言いだしました。ま、住み始めはどこもケンカが耐えませんからね。誰でも「結婚なんかしなきゃよかった」と一度は思うのかもしれません。
                アメリカの選挙の話、グリーンカードの話、保険の話、就活の話、電子ブックの話、フェイスブックの話…と時間がたりませんよ! というわけで明日も会います。でも最後の方は両親の先行きなんて話題になりお互い出会ってから年をとったものだと感じました。

                おじゃましたのは昔から大好きな赤坂ティーヌン。いまじゃ「赤坂・タイ料理」で検索すると食べログトップです。ティーヌンは支店により随分味に差があって、飯田橋店はいけてなく、錦糸町店にいたっては閉店してしまいました。銀座店はお客さんが入るのでまだ生きてます。味もまあまあかな。その差は火力なんじゃないかなとパッタイを味わうたびに感じるのですが久々に食べたパッタイがいけてなかったのです。ちょっとショック。以前はもやしなどの野菜類はしゃきっと炒まってて、麺には濃厚なソースがからまっててもう食べだしたらとまらない味わいだったのに。ちょっと残念です。

                左:メキシコ土産のチョコラテとカヘタ(ヤギの乳のキャラメル)
                右:赤坂ティーヌンの辛いサラダ

                JUGEMテーマ:タイ料理全般♪
                | トコ1 | 23:35 | - | trackbacks(0) |
                隠れた名曲
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                  クラリネットにおけるモーツァルトの名曲といえば、かの有名な「クラリネット協奏曲」と「クラリネット五重奏」は良く知られていますが隠れた名曲で「ケーゲルシュタット」がありますがご存じですか? ピアノ、ヴィオラ、クラリネットのTorioとちょっと珍しい編成のこの曲。なんでも、宮廷内の遊びでボーリングの前身といわれている「ケーゲルシュタット」を興じているあいだにできたそうです。モツ友人のクラリネット奏者による提案だったようですが、モツ自身がピアノを弾くことはしられていますが、実はヴィオラも相当な腕前だったとのこと。ですので実際演奏されたときはモツがヴィオラを担当したかもしれません。あるいはモツがピアノとヴィオラを弾いたかもしれませんね。

                  隠れた名曲とはいえへっぽこな私にとっては結構な難曲なのです。ただ目の前に楽譜があってヴィオラ奏者とピアノ奏者がいるんですもの。挑戦しようじゃありませんか!と力んだのは8月。まだまだ半年くらいあるし、練習すればいい線いけるんじゃない?とのんびり構えていたらあっという間に1ヶ月前ですよ。うう。一番の心配事は緊張であがってしまうこと。うう。いまから緊張で胃がきゅーっとなります。大丈夫かなあ。
                  ピアノもヴィオラも大変上手な方なので、是非聴きに来て下さい。


                  JUGEMテーマ:コンサート
                  | トコ1 | 23:11 | - | trackbacks(0) |
                  戦争とカレー
                  0
                    11月10日は、アリオ北砂でパペットマペットを見て、そのあと靖国神社へ紅葉を見に行きました。残念ながら多くの樹木は少し黄味掛かつてゐる程度でした。







                    折角なので、建物の中も見学しました。ゼロ戦が展示された建物です。太平洋戦争をテーマにした様々なグッズや書籍が売られてゐました。小林よりのりや櫻井よしこ、田母神氏などの著作が眼に付きます。当たり前過ぎて意外でした。



                    建物内は全面的に戦争肯定のムードなので、まるでお伽の国に来たやうです。こゝにゐると、段々自分も戦争を肯定したい気分になつてきます。軍服や戦闘帽(何と売られてゐます)が恰好よくて、少年のやうに気分が高揚するのです。紅葉はしてませんでしたが。

                    こんなに左寄りの自分でさへさうなのですから、もとから右寄りの人がこゝを訪れたら、さぞかし気分が高まることでせう。もしかして、頻繁に訪れてゐるのかも知れませんね。

                    以前、なにかの記事で、原子力発電所を見学すると、F1レースを観戦するのに近い高揚が得られるといふ内容に触れたのを思ひ出しました。なるほど、たとへ思想的に反原発の人でも、頭では存在を否定しつゝ、本能の部分では「うわぁ、カッコいい! しびれるぅ」となるのかも知れません。

                    そのあと、ついでに昭和館に足を運びました。初めて入りましたが、無料で色々楽しめるといふ意味では私たちトコ1、トコ2にとつて最高ランクのレジャー施設です。フロアによつては有料ですが、そんな階には眼もくれず、昭和の映像が検索・閲覧できるフリースペースに入りました。



                    戦前の映像、戦後間もない映像をあれこれ見ては、やはり戦争はいけないものだと感じました。時間が無かつたので少し見ただけですが、また機会を作つて来ようと思ひます。古い映像を見て思つたのは、日本人が美徳と感じる多くのものが、残念ながら戦争に結びつきやすい要素を孕んでゐるといふことです。

                    長くなるので手短にしか書きませんが、映像の中では様々な場面で人が行進をしてゐます。どうやら日本人は昔から、何かといふと列を成して歩くやうです。見てゐるうちに、それが軍隊でなくとも、ただ行進してるだけで何か不吉な予兆のやうな印象を受けるやうになります。小学校の運動会で遙か昔から未だ変はらず入場行進が行なはれるのは、本当はとても恐いことだと感じてくるのです。

                    さて昭和館を後にして私たちが向かつたのは、カレー屋さんです。カレー屋の名前はカヴィアルです。さういへばカヴィアルに行くことが目的でした。靖国も昭和館もついでに寄つただけなのでした。



                    でも折角、神保町まで来たのですから、本屋も巡つてみました。本の好きな甥つ子への贈り物に、素敵な絵本を見つけました。なんだか何が本来の目的か分からなくなつてきます。よくある話です。よくあるではなく、カヴィアルであることも確かです。

                    お昼ご飯を抜いて長々歩いたので空腹極まりないのですが、店内で食べると1400円、ルーの持ち帰りだとその半額なので、迷はずテイクアウトにしました。店内は清潔感と温かみがあり、店員さんもとても親切で好感が持てます。店員さんのアドヴァイスもあり、チキンカレーの辛口とビーフカレーの中辛にしました。

                    二人で2種類のカレーを上手く分け合ふには、どう盛ればよいかと思案した末、トコ1が妙案に漕ぎ着けました。中央にご飯を盛り、両サイドを各々のルーで挟むのです。トコ1の頭の鋭さにはいつも感銘を受けます。賢い妻をもつて、自分は本当に幸せです。

                    肝心のお味ですが、申し分ないものでした。欧風カレーとはどんなものなのかと疑心暗鬼でしたが、辛さの中にも甘い香りが凝縮された、味の螺旋構造です。もしかして甘口のはうが、更に深味を堪能できたかも知れません。薬味にゆで玉子とピクルスとラッキョウを添えたら、お店で食べるのにも負けない豪勢な趣きになりました。



                    次に行く機会があれば、甘口をオーダーしようと二人は誓ひを立てました。あとは戦争が起きて、再び行く機会が潰えてしまふことがないやう、祈るばかりです。

                    JUGEMテーマ:靖国神社


                    | トコ2 | 23:55 | - | trackbacks(0) |
                    ぱぺまぺ
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                      歩いて行けるアリオ北砂にパペットマペットが来るということでちょっと見に行きました。かつて「エンタの神様」という番組で一世を風靡した芸人です。当時、NHKで「爆笑オンエアバトル」というのをやっていて、こっちの方がおもしろレベルが高いと思って観ていたのです。小さいときに「ドリフ」より「ひょうきん族」を観ていた感覚と同じでした。でも「爆笑オンエアバトル」(もちろんパぺマぺはこちらにも出ていた)で当時大人気だったタカ&トシ。これがだめでした。ギャグはなかなか面白いのにつっこみが頭をはたく。こういうのは本当にだめ。芸人として世間にどういう影響があるのか自覚していない。
                      それに比べるとパペマメはなんと無害なんでしょう。牛と蛙の人形がコントするんですよ。しかもすべてのネタがシュール。本当は嫌な感じが残るネタさえも人形のおかげでクスリ。しかもやっている本人のリアクションがとても礼儀正しい若者といった印象。生で観てもその印象のままでした。


                      でもあのブームからいったい何年くらいなのかしら。なんでいまも礼儀正しい若者のままなのかしら。あと活舌がすばらしいです。惜しいなあ。もうちょっと露出する機会が多くなればと願うばかりです。鉄拳みたいな人もいるし、返り咲いてほしいものです。

                      JUGEMテーマ:お笑い

                      | トコ1 | 23:39 | - | trackbacks(0) |
                      映画を観て初めて傷つく
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                        「ノルウェイの森」のDVDを観ました。
                        上映当時はいやでいやでしょうがなかったのですが、村上ファンの「悪くなかった」との感想を聞いて少し食指が動きました。キャストで一番不安なのは直子役。これが的中でした。・・・世界の「ノルウェイの森」なんだからもっと作りこんでよぉぉぉ。上・下巻を2時間に集約するなんて無理なんだから、したら最初から作成しないでよぉぉぉ。・・・
                        でも観ている最中は『もしかしたらここから先はよく表現できてているのでは!』とうす甘い希望を持ってしまったため一気に観てしまいました。BGMのビートルズや絵的にいい部分もありました。あまり名の知られていない俳優陣も先入観を薄めてくれました。でもやっぱりだめ。物語にたいする思い込みが強い分きつかったっす。ネットでもいろいろ書かれていますね。自分が思ったことが優秀なブロガーさんの記事だと具体化している分、映画に対してだんだん腹がたってきました=3
                        何よりもトコ2は小説を読んでいないのでこの映画で作品を評価されたらもう大変なことですよ。
                        その優秀なブログの中では『慌てて小説を読み直しています』との意見も多かったのですがわたしは読み直すと直子役の女優さんが出てきてそれをいちいち振り切る作業をしないといけないような気がして読み返すのはやめました。とにかくあの映画の記憶は抹消します。その代わりに違う作品を久々に読み始めました。全集は分厚くて持ち歩けないけど、ページが沢山ある分まだまだ楽しめる!とうきうきできます。とはいえ本当は早く電子書籍を手にしたいです。とはいえ自分が読みたい本は電子書籍に対応していないようです。日本では電子書籍の未来は暗いでしょう。
                        少し話題がずれましたが、原作ありで映像化成功のものってなかなか凄いもんです。最近はまっている「孤独のグルメ」は原作ファンもドラマ絶賛のようです。『いいぞいいぞ〜!』

                        JUGEMテーマ:ノルウェイの森
                        | トコ1 | 23:54 | - | trackbacks(0) |
                        秋は夕暮れ
                        0
                          今日はトコトコ家定番の、ブリカマあら大根です。あらあらといつた感じです。ブリの頭ばかりがゴロゴロパッケージされてるのを買ひました。これだけあつて150円です。低所得者には嬉しいです。



                          ブリカマの魅力はたくさんの眼球です。過去にこんな絵ばかり描く知人がゐました。ちなみにトコ1は眼球の周りのぷにぷにした部分が好物です。私はといふと、子どもの頃、眼がよくなるやうにと、硬い眼球を無理して飲み込んだものです。



                          ところでブリあら大根は、ブリあらゴボウ+大根に訂正です。あらあらといつた感じです。ゴボウの苦みが、ブリあらの臭みを帳消しにしてくれてよかつたです。また、ブリといつてもジブリアニメとは無関係です。

                          トコ1が作つたエビとブロッコリーとタマゴとしめじのサラダは、敢へてヨーグルトで和へてます。デパ地下で売つてるやうな味がしました。もつとも、デパ地下は高級なので一度も食べたことがありません。



                          もひとつオマケは焼き春巻きです。トコ1が作りました。本当は生春巻きが食べたかつたのですが、買ひ物を頼まれた私は間違へて普通の春巻き用の皮を買つてきたのでした。あまつさへ私は、買つてきたことを凄く得意げにしてました。



                          春巻きを見てると、枕を思ひ出します。世間の多くの人がさうだと思ひます。いつでも私は、自分に真に合ふ枕はどのやうな枕であるかを模索してゐるのです。幾つか買ひ替へてきたのですが、未だ理想の枕に出会つてゐません。

                          枕を語る際に、「枕詞」といふ言葉と組み合はせて面白をかしい文章を書かうと試みたのですが、誰でも考へさうなことなので辞めました。

                          結局、枕は自分で作ることにしました。春巻きだつて作れるのですから、枕だつて作れる道理です。もつとも春巻きを作つたのはトコ1であつて、私ではありません。

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                          ファストフィッシュにうつてつけの日
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                            11月1日は、どうやら寿司の日らしいです。折良く冷蔵庫の食材も尽きたことだし、珍しく外食もいいか、などと甘酸つぱい妄想が膨らみました。あるいはせめて、ちよだ寿司を買つて帰るのもいいかも知れません。寿司の日といふくらゐですから、多少は安くなつてゐるはづです。

                            トコ1と駅で待ち合はせて、鼻息荒くちよだ鮨へ向かつたのですが、寿司の日の表示はどこにもありません。まるでなかつたかのやうに無視されてます。かてゝ加へて、時刻が早かつたこともあり、タイムサービスの値引きもありません。私たちの身分で、定価の寿司など買ふ訳がありますまい。

                            そんな訳で、いつもの低所得者向けスーパーに向かひました。もちろんお総菜コーナーのお寿司が目当てです。店内では「今日はお寿司の日です」とアナウンスが流れてます。胸の鼓動が高まります。ところがお総菜コーナーに陳列されたそれは、寧ろちよだ鮨より高価なのでした。今日に合はせて気合ひを入れた結果、中トロや大トロレベルのネタを揃へたと見えます。余計なことをしてくれます。ただでさへトコ1はマグロが余り好きではないのです。トコ1はトロ1ではありません。かてゝ加へて、私は中トロや大トロより、赤身が好きです。

                            そんな訳もあり、赤魚の粕漬けを買ひました。もつとも赤魚は白身です。でもこれならたゞ焼くだけで食べられます。ファストフィッシュとはよく言つたものです。たゞ粕漬けはファストフィッシュではありません。また、寿司目当てに高まつたテンションのまゝに、湯葉豆腐も買ひました。久しぶりの贅沢三昧です。中華三昧はちよくちよく食べます。

                            これらに昨日のポテトサラダの残りを足して、今夜のディナーとしました。



                            先日、あるサイトで網走刑務所の食事メニューが紹介されてゐたのですが、ちよつと今夜の食事に似てました。ほかの日の夕食も少し似てます。そしてどうやら我が家よりほんの少し豪勢なやうです。でも仕方ありません。刑務所とはいへ、国のお金で運営されてゐるのです。私たち庶民が敵ふ訳もありますまい。

                            JUGEMテーマ:寿司


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